ソリューション株式会社の船越です。

ある決まった場所のDNA(DNA型)を複数箇所調べることにより、親子関係や血縁関係の確からしさが判明できるようになったのも、そのDNA型には有限性があるからです。DNA型のパターンが人の数だけ無限に存在していたら、父と子の間で一致したDNA型の「一致度合い(出現頻度)」を算出することが極めて困難で、父性確率(父権肯定確率)を導き出すことが出来ません。DNA型が有限である故に、血縁関係のない他人であっても偶然一致してしまうことも多く起こりえますが、重要なのは、血縁関係があるにも拘わらずDNA型が検査した3カ所以上の箇所にて一致しないことは実質上あり得ないと言うことです。父子鑑定で否定の結果(3カ所以上のDNA型の不一致)が出ても、必ずといっていいほどDNA型の一致が観察される箇所がありますが、それは上記の起因によるものなのです。

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