ソリューション株式会社の船越です。
DNA親子鑑定サービスを長年提供させていただいていると、被鑑定者の様々な「名前」に遭遇します。お子さまの名前の多様化は皆様もご存じの通りですが、漢字も意外なところに微妙な違いがあったりします。例えば、典型的なケースが、「高橋」さんと「髙橋」さんです。いわゆる「はしごだか」ですが、これが意外に多いのでびっくりです。また、「はしごだか」に気を取られていると、「橋のつくり」も3パターンくらいあって見落とさないようにしています。女性の名前で、「凛」と「凜」があったり、「紗」と「沙」だったり。「渡辺」も「渡邉」「渡邊」、その他に旧字体の「一点しんにょう」だったりしますので、お名前の字体を確認することに非常に神経を使います。裁判所では、通常、戸籍上の字体での氏名の表記を求めますので、少しでも間違ったりすれば、DNA鑑定書そのものの効力が失われかねません。親切、丁寧に応対すること以外に、前述したような皆様に気づかれにくいことへの取り組む姿勢も、最善のサービスであると考えますので、これからも細心の注意を払い業務にあたって参ります。