ソリューション株式会社の船越です。
DNA親子鑑定をお申込みいただく方は、必ずそのDNA鑑定書の利用先(利用方法)があるものです。当社にご依頼いただくお客様のほとんどは、裁判所や各国大使館、入国管理局などの公的機関に、父子または母子の親子関係の存否を認めてもらいたいために実施いたします。DNA親子鑑定が技術上可能になり、社会に広まり始めてから25年近く経ちますが、父子鑑定を行うときに、子の母のDNAサンプル提供がなかったとしても、その鑑定結果が決定的に変わってしまうことはありません。DNA鑑定の精度は、その場合若干低下しますが問題となるところではありません。ただし、DNA鑑定を行うときに非常に重要なことは、限りなく鑑定精度を高め、最善を尽くしてその達成に至るよう被鑑定者のサンプル採取に努めることです。子の母のDNAサンプルのご提供は、そのDNA鑑定書を確実に有用な利用が出来るようにするためにも必要な要素であり、また、現在の日本国内でのDNA親子鑑定実施に際する努めるべき事項でもあります。どうか、皆様の最終的な目的である、「問題の解決」のためにも、ご協力賜りますようお願いいたします。
※「郵送でのDNA鑑定と子の母の同意確認」「子の母の同意がないDNA父子鑑定の問題点」も併せてご参照下さい。