ソリューション株式会社の船越です。 当社では、DNA鑑定のためのサンプル(試料)採取は、当社スタッフが当事者から直接面談方式にて行い、「サンプルの客観性」を立証し、DNA鑑定書が正しく利用されるために最善を尽くしています。採取の場所は、全国のサテライト【札幌、盛岡、仙台、栃木、東京、名古屋、大阪、広島、高松、小倉、福岡、鹿児島】から、お客様がご希望するあらゆる地区までお伺いすることが可能ですが、採取場所として適切ではない環境の条件がございます。記録する採取場所が不明確になる恐れのある、または採取に著しく支障をきたす恐れのあるところです。例えば、採取場所としてその所在地が不明確な車や電車の中、駅のプラットホーム、屋根のない公園、公共施設内などがそれに該当します。かなり前の話ですが、裁判所からの鑑定嘱託で当事者の希望もあり、公共の図書館内での採取を裁判所から指定されて行いましたが、公共の場の提供場所を、民間企業の事業目的で利用したという判断で、図書館の方から問われてしまったことがありました。裁判所からの指定だったので油断をしてしまい、配慮に欠けてしまいましたが、よく考えれば当然のことであります。図書館の方に事情を説明しましたら快く許可が下り、予定通り採取ができました。よく、車の中で採取ができませんか、という質問をいただきますが、採取場所としての所在地が明確な建物内での採取を原則とし、採取場所の不明確さによる鑑定結果そのものへの信憑性の欠落に陥らないように努めております。何とぞご理解とご協力をお願いいたします。
本日もお問い合わせやお申し込みをいただきありがとうございました。