ソリューション株式会社の船越です。
父子鑑定や母子鑑定などのDNA鑑定を提供する会社として、鑑定結果に関わる鑑定精度を高めることや、鑑定期間を短縮し、お客様のご要望にお応えすることは、言うまでもなく重要なことです。しかし、DNA鑑定を実施する過程の中で最も大切なことは、「サンプルの客観性」を鑑定後も再検証できるように、可能な限り立証できる証拠を残すことだと考えます。「サンプルの客観性」。。。鑑定書に記載されている被鑑定者(当事者)から採取した試料を用いて間違いなく鑑定が実施されたのか、いつ、どこで、どのような種類の試料を被鑑定者から採取したのかなどの記録を鑑定書中に記し、第三者の誰がDNA鑑定書を見ても納得できる内容にすることです。当社の場合、自主的に社内規制を設け、当社で行うすべてのDNA鑑定において、被鑑定者の採取当日の写真を撮影したり、身分証明書を確認し写しを保管、署名と拇印のご協力をいただくなどを実施しています。DNA鑑定は、記載されている鑑定結果の如何によって、そのひとの人生が大きく変わる可能性があるとても重く、重大な検査です。「サンプルの客観性」が不十分なことにより、科学的証拠として絶対的な証拠能力とされるDNA鑑定が悪用されないよう、それを提供する日本中のすべての鑑定会社が節度ある鑑定を取り扱うことを切に望みます。
本日も多くのお問い合わせやお申し込みをいただき誠にありがとうございました。