生物学的血縁関係検査に関する承諾書
（兄弟鑑定など直系以外の血縁関係検査をお受けの前に、ご署名の上で提出いただく書面となります）
私、 （会社提出用書面への署名者） は、生物学的血縁関係検査や兄弟姉妹鑑定に関する以下の事項の説明を、 DNAダイアグノスティックスセンター（以下、DDC）またはその代理機関（ソリューション株式会社。以下、SO）より受けたことを了承いたします。
一般的に血縁関係検査（DNA再構築鑑定や兄弟姉妹鑑定を含む）は、DNA親子鑑定と同等程度の決定的な精度にて鑑定結果を算出できるとは限りません。被鑑定者らが、兄弟姉妹であるのか或いは何かしらの血縁関係があるのかどうか、親子関係の存否以外の鑑定では、絶対的な結果を得ることは不可能であり、血縁関係が「あるらしい」のか、「らしくない」かの結果にとどまるものです。
DDCは、被鑑定者より採取されたサンプルを用いDNA鑑定を実施し、各ローカス（DNAの特定部位）のアリールサイズ（配列パターン）を導き出します。また、DNA検査から得られた遺伝子学的データと、データベースより統計学的に算出された「血縁関係指数」、科学的に容認された検査方法を用いて、血縁関係の分析を実施いたします。
DDCは、検査結果と統計学的分析から導き出された血縁関係の可能性（度合い）として「血縁関係指数」を算出します。血縁関係の可能性（度合い）は、被鑑定者らの間に血縁関係が‘ない可能性’と比較して‘ある可能性’が何倍程度なのかを示すものです。
DDC（及びSO）は、統計学的分析により遺伝子学的データと鑑定結果を報告します。私は、鑑定結果に関してDDC（及びSO）にはいかなる責任の所在がないことを了承いたします。
DDC（及びSO）は、鑑定期間の保証をいたしかねます。兄弟姉妹鑑定や叔父叔母鑑定等の血縁関係検査は、追加検査や拡大分析が必要となる場合が多数を占めるためです。しかしながら、通常、鑑定期間は、9〜14日間となります。(研究所での鑑定期間。期間は相関の複雑さによる。) DDCは、いずれの場合においても検査品質を落とすことなく結果を提供するべく、念入りに鑑定を実施いたします。
不十分ないし損傷の激しいサンプル、生物学的標本の本質、また、兄弟姉妹鑑定や叔父叔母鑑定等の血縁鑑定においてはもともとの統計学上の限界によって、‘決定的な鑑定結果’を導き出せない場合があり、それらについてDDC（及びSO）には責任の所在がないことを了承いたします。
ご提供いただいたサンプルから十分なDNAが得られない場合、サンプルの再提供を求める場合はあります。もし、再提供されたサンプルでも十分なDNAが得られない、もしくは、当事者が再提供を拒否した場合、鑑定は中止となります。その場合でも、予納された鑑定料金の払い戻しは一切できないことに同意します。DDC（及びSO）は、いかなる要求も拒否する権利を有するものとします。その中には、DDCの判断にて血縁鑑定を中断することや、予納された鑑定料金の払い戻しが一切できないことも含まれます。
私は上記事項に全面的に了承の上、承諾いたします。私は、鑑定料支払者（申込者）または被鑑定者（申立人／申立人法定代理人／原告／原告法定代理人）のひとりです。私は、他の被鑑定者らにも上記事項に関して知らしめることを周知徹底します。私は、DDC（及びSO）に、この生物学的血縁関係検査の実施を申し込みます。
（書面の内容が同一である個人保存用と会社提出用があります。鑑定料支払者（申込者）または被鑑定者（申立人／申立人法定代理人／原告／原告法定代理人）のいずれか代表者より、上記内容に同意、会社提出用書面に署名の上で、ソリューション株式会社にその提出をいただいております。）
